患者数、診察時間
- 医師が一人なのに、1時間に10人の予約を取っている。(診察時間6分!!)
- 完全予約制にもかかわらず、数10分待たされる。待合室には10人分位の椅子がある。混雑している場合は、その椅子が満席になる。
- 質問などで診察時間が長くなりそうになると、嫌がっていることが、医師の態度で分かる。ひどい場合には、では次は〇〇日に来てくださいと言い残して、隣室に去ってしまう。
- 医師が疲労していることが、態度や表情で分かる。(患者の方が気を使ってしまうほど)
診察手順
- ドアで繋がった診察室が2室ある。医師とアシスタント?が、2つの診察室を移動しながら、診察をしている。
- まずアシスタントが問診し、電子カルテに入力。 医師が隣室から来て、アシスタントがカルテに入力した内容を一瞥。患者と数回やりとりの後、さらに電子カルテに入力。
- 医師は、診察のほとんどの時間、患者を見ずにディスプレイやキーボードを見ている
診察環境1
- 診療時の患者と医師の配置は、対面ではなく、横並びになっている。
- しかも、医師はもっぱらディスプレイに視線を向けている。
- したがって、患者と医師がお互いの顔を見て、会話する時間はほとんどない。
診察環境2
- 診察中に医師宛ての電話やスタッフからの問い合わせが入り、ただでさえ診察時間が短いのにしばしば診察が中断される。
- 1回の診察中に2、3回中断されることもあった。
コミュニケーション不全
- 医師の先入観によるバイアスがあるようで、応答内容を医師が勝手に選択、解釈する傾向がある。
- 対面していないため、医師の発言が独り言なのか、患者への指示であるかが、判別しがたい。
試行錯誤の欠落
- よりよい薬の種類や組み合わせ、量などを、試行錯誤しながら、探そうという姿勢が医師から感じられない。
- その割には、定番の薬ではなく、いきなり新薬を使おうとする。
まとめ
- 患者の言葉や様子を精密に観察しようとする姿勢が医師にないため、診断が難しい病気を正しく判別するのは難しいと思われる。
- 大量の患者をさばき、とにかくカルテを作ることが、目的になってしまっている。
- 病気を正しく診断し、適切に治療するという病院の本来の目的が蔑ろにされている。
加筆 2016-05-29
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